まるで耳のような白い羽毛が特徴の、2羽のみみきじ。細部に至るまで生き生きと描かれている。「四季おりおりの花や鳥に接した時の心の感動、喜びを創作の土台として、自然から教わるといった素直な眼で観察し、写生を重ねる。花鳥画の究極はここにつきるのではないだろうか。」(『日本画 花鳥画法12ヶ月』より)第12回春季創画展