ゆかりの作家と作品Artist
- 手児奈の水蓮
- 油彩キャンバス / 80.3 × 100.0 (cm) 1950年
品田七太郎Shinada Shichitaro
「手児奈」とは万葉集に歌われた美女で、多くの男性から慕われながら誰と寄り添う道も選ばず、真間の入江に身を投げたと伝えられる。伝説の舞台となった市川市真間には今も入江の面影を残す池があり、本作は近隣に住んでいた品田がその風景を描いたものと考えられる。身近な場所だけでなく日本全国を巡り、行く先々でスケッチをしていた。